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【時論】野田首相の親書に罠あり=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国大統領が8月10日に独島(ドクト、日本名・竹島)を訪問したことに対し、野田日本首相は李明博(イ・ミョンバク)大統領あてに送った親書に「李明博大統領の竹島上陸」という表現を使いながら抗議したと報道された。これは日本政府首班の書簡を通して、韓国の国家元首を刺激し冒とくしようという意図を表したものと見るしかない。さらにその含意を考えれば、非友好的な言葉の次元を越えて、挑戦的な底意までもうかがえる。

果たして独島は日本が自国の領土と強弁する根拠が少しでもあるところなのか。1954年に日本側が国際司法裁判所(ICJ)提訴を最初に提案した際、卞栄泰(ビョン・ヨンテ)第3代外務部長官が雄弁したように、独島は日帝が大韓帝国侵略の過程で最初の犠牲物としたところだ。日本が日露戦争遂行を目的に韓国領土を自由に利用するため、1904年2月に韓日議定書を締結したのに続き、同年8月には第1次韓日協約を強要し、さらに1905年2月に大韓帝国の領土の独島を不法的に編入する措置を取ったのは、誰もがよく知っている歴史的事実だ。このように独島は領土問題ではなく歴史問題に属する。韓国が光復(解放)67年を迎え、改めて独立の意義を再確認しているこの時期に、独島が韓国領土であることを日本が否認するのは、韓半島侵略を正当化し、韓国の独立と主権を否定する行為にほかならない。

約50年前の韓日国交正常化の過程で、日本は執拗に独島領有権問題を提起しようとしたが、韓国政府はこれを一蹴した。その後、日本はさまざまなレベルで独島問題を提起したが、韓国の国家元首に対して挑発的な言葉で、文書を通して領有権を主張したのは今回が初めてだろう。野田首相はこの書簡を発送しながら、いくつかの効果を狙ったはずだ。まず独島に関する日本の主張の相手を過去のような実務レベルではなく、一挙に大統領レベルに高めたということだ。もし韓国がこの書簡を受け取り、これに対して大統領名義で公式返信し、その内容のうち独島に関する実質的言及が含まれれば、日本は韓国が独島関連紛争の存在を認めているという主要根拠として活用しようとするだろう。日本首相の今回の書簡は無礼であるのに加え、韓国大統領を紛争の罠に誘引しようという意図を持つとみられる。

【時論】野田首相の親書に罠あり=韓国(2)

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