政務局長時代に執務室に座っている山座円次郎。山座は独島(ドクト、日本名・竹島)の日本領土編入、韓半島強制占領過程の先鋒に立った。[中央フォト]
19世紀末は朝鮮の黄昏だった。 韓半島の海域には見慣れない鉄船が現れ始め、帝国の気運を伸ばそうとする見慣れない外地人の出入りも増えた。 こうした気運はいつの間にか黄昏を迎えた朝鮮の運命を締めつけていた。 1882年、大胆な外貌をした日本人が釜山(プサン)に入港した。 日本外務省の初任外交官で、釜山の日本領事館に赴任した山座円次郎(1866-1914)だった。
「朝鮮の領土」という日本内務省の意見を無視、独島編入を主導した山座円次郎(2)
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