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<サッカー>韓国五輪代表の日本人コーチ「洪監督のリーダーシップは情だ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー韓国五輪代表チームの池田誠剛フィジカルコーチ。

ロンドン五輪3位決定戦で日本を破った後、選手から胴上げされる洪明甫監督[中央フォト]。

五輪チームの推進動力として注目される「洪明甫リーダーシップ」について、池田氏は愛が込められた「情」と定義した。池田氏は「英国との準々決勝で骨折し、プレーができなくなった金昌洙(キム・チャンス、27、釜山)を交代させずに最後まで置いていたのが良い例」と説明した。

当時、洪明甫監督は金昌洙に対し「私たちは家族だ。たとえプレーができなくても、ここまで一緒に来たのだから最後まで一緒に行くのが正しい」と話し、みんなを感動させたという。「洪明甫監督には周囲の人を一つの目標の中に引き込む妙な魅力がある」という池田氏は「戦国時代に日本で生まれていれば、将軍として認められていたはず」と語った。

選手については「集中力の力を見た」と語った。韓国選手は時には過度に一つのことに集中し、周囲を広く見渡せないことがある。しかし特有の負けず嫌いの精神は日本の選手にはなかなか見られない強みだというのが、池田氏の評価だ。


池田氏は「韓国サッカーは勝負どころで最後まであきらめない気持ちの大切さを教える。まさにこうした点が英国との準々決勝、日本との3位決定戦など重要な試合で良い結果を出す原因になったようだ」と分析した。

最も悔やまれる試合にブラジルとの準決勝を選んだ池田氏は「結果は0-3の完敗だったが、圧倒されるほどの試合ではなかった。後半序盤、相手のファウルでPKが認められていれば、結果は違っていたかもしれない」と主張した。

池田氏は韓日サッカーの発展の可能性について語った。「ロンドン五輪4強進出がそれを証明している。お互い刺激しながら着実に成長、発展している。ライバルがお互いに健全な影響を及ぼしている珍しい成功例だ」。





<サッカー>韓国五輪代表の日本人コーチ「洪監督のリーダーシップは情だ」(1)

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