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韓米合同軍事演習、北朝鮮の砲撃仮定し報復攻撃訓練

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
31日まで続く乙支フリーダムガーディアン演習が20日、太平洋一帯に続き21日に韓国内で本格的に始まった。北朝鮮は複数のチャンネルを通じて今回の練習を「北侵戦争演習」として強く非難している。

韓国軍は今回北朝鮮が長射程砲で首都圏を集中砲撃する状況を仮定して対応訓練を進める予定だ。軍消息筋は、「自衛権行使の次元から北朝鮮の長射程砲部隊に対し高強度の報復打撃手順を集中訓練する予定だ」と話した。

すでに合同参謀本部は6月に誘導弾司令部の作戦態勢を点検しながら、北朝鮮の挑発に対する報復打撃の範囲に「挑発を指揮した敵の核心勢力」を含ませるよう指示した。これに先立ち3月には国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官も延坪島(ヨンピョンド)海兵隊を訪問した席で、「敵の射撃量の10倍まで対応射撃せよ」と指針を下した。


軍消息筋は「北朝鮮の砲撃挑発に対する“挑発原点”報復打撃計画が進化し挑発原点、支援・指揮勢力、相応標的まで報復するものに拡大している。北朝鮮が挑発すれば挑発原点周辺を完全に焦土化し追加挑発の意志をへし折るという意味」と伝えた。

北朝鮮は韓米合同演習に対し激しく反発している。北朝鮮軍の板門店(パンムンジョム)代表部はこの日声明を出し、「米帝と南朝鮮傀儡が繰り広げる今回の合同軍事演習は、朝鮮停戦協定に対する最も露骨かつ厳重な最終段階の破壊行為」とし「わが軍隊と人民のすべての行動は予測することも、想像することもできない無慈悲な物理的行使に移転するだろう」と明らかにした。

北朝鮮外務省は前日に報道官談話を通じ、「(軍事演習は)わが共和国を狙った侵略戦争演習。米国が大規模北侵戦争演習を行うのは露骨な軍事的挑発だ」と非難した。





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