朴槿恵（パク・クネ）元セヌリ党代表が韓国第１８代大統領選挙の党内選挙でセヌリ党候補に選ばれた。

２０日午後に行われたセヌリ党第１８代大統領選挙候補者指名全党大会で、金守漢（キム・スハン）選挙管理委員長は朴槿恵候補を大統領候補に指名した。朴候補は全体の８０％を占める国民参加選挙人団現場投票で７万１１７６票を、残り２０％を占める一般国民対象の世論調査でも７４．７％の支持率を受け、全体８万６５８９票の得票で大統領候補に当選した。

２位は合計８９５５票の金文洙（キム・ムンス）候補、 ３位は金泰鎬（キム・テホ）候補、４位は任太煕（イム・テヒ）候補、５位は安相洙（アン・サンス）候補だった。朴槿恵候補は受諾演説で「私、朴槿恵が新しい変化を始めます。 セヌリ党が党名まで変更して新たに出発したように、悲壮な覚悟で新たにスタートしたい」と所感を語った。


朴槿恵候補は０７年大統領選挙の党内選挙で李明博（イ・ミョンバク）候補に惜敗したが、今回、政党史上初めて女性の大統領候補となった。