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韓国サッカー協会会長「日本への文書、物議で引責も」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

趙重衍(チョ・ジュンヨン)大韓サッカー協会会長

崔載千(チェ・ジェチョン)議員(民主統合党)=朴種佑(パク・ジョンウ)選手の行為(独島パフォーマンス)はオリンピック憲章50条(オリンピック施設での政治的行為禁止)違反なのか。

趙重衍(チョ・ジュンヨン)大韓サッカー協会会長=違反ではないので…。

崔載千議員=違反ではないと言いながら(日本に)低姿勢なのか。堂々としなければ。


趙重衍会長=国内の視点で判断する問題ではなく、外部の視点で判断しなければならないので…。

崔載千議員=それで日本の視点で、竹島の視点で、本当によく判断しました。いったい国籍はどこですか?

17日、国会文化体育観光放送通信委員会の緊急懸案報告の場面だ。

ロンドンオリンピック男子サッカー韓日戦の勝利の後にあった朴種佑(パク・ジョンウ)選手の「独島(ドクト、日本名・竹島)パフォーマンス」をめぐり、大韓サッカー協会が見せた日本への低姿勢表現が中央日報の報道で知られ、趙重衍会長は与野党の議員から集中批判を受けた。大韓サッカー協会は13日、日本サッカー協会に「遺憾(regret)」などの表現が入った事実上の‘メール謝罪文書’を送った。

セヌリ党の南景弼(ナム・ギョンピル)議員は「大韓サッカー協会が謝罪文書で『スポーツ精神に背く行為』などの表現を使ったが、これは朴選手の行為が政治的だったと認めたものではないのか」と指摘した。

これに対し趙重衍会長は謝罪でなく「釈明性」のメールだと主張し、「書信で物議をかもした点を心から謝罪する。今後、責任を取らなければならない状況がくれば、その考えもある」と答えた。

民主統合党の盧雄來(ノ・ウンレ)議員は「朴選手が‘非紳士的行為(Unsporting celebrating activities)’とまで言えば、私たちのサッカー協会が誤りを認めたことになる」と批判した。

セヌリ党の金乙東(キム・ウルドン)議員は「私の息子(ソン・イルグク)は光復節(解放記念日)に歌手キム・ジョンフン氏と一緒に独島に泳いで行き、日本で放送禁止になった。こうした被害を受けてでも国民が当然すべきことがあるからした」とし「(大韓サッカー協会も)国民の自尊心を守らなければならない」と強調した。

趙重衍会長会長は懸案報告でも「朴種佑選手が『独島はわれわれの領土』と書かれた紙を持つ‘事故’が発生したことについて、担当協会長として申し訳ないと思う」と述べ、韓善教(ハン・ソンギョ)委員長から「事故よりもハプニングという言葉が正しい」という指摘を受けた。

この日、崔光植(チェ・グァンシク)文化体育観光部長官はメダル剥奪危機にある朴選手について「(年金・兵役恩恵で)不利益がないようにする」と述べた。



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