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韓国の独島研究家「日本政府、過去の歴史を無視すれば天皇に迷惑かける」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最近、政界で論争を招いた朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領の独島爆破発言についても本末転倒だと指摘した。崔院長によると、韓日国交正常化(65年)の数年前、朴大統領の特命を受けた金鍾泌(キム・ジョンピル)氏が大野伴睦自民党副総裁に東京で会った。この席で大野副総裁が「独島を日本に譲り渡せば経済支援をする」と懐柔した。これに金鍾泌は「独島を渡すから対馬をくれ」と対抗した。大野副総裁は破顔大笑し、金鍾泌は「独島は韓国人が自ら爆破しても日本に譲れない私たちの領土」と力説したと、崔院長は証言した。朴正煕の独島爆破発言も本当に独島を爆破するという意味ではなく、当時のこうした脈絡から出てきたという説明だ。

崔院長は未来の韓日親善のための腹案も提示した。戦争を起こした日本はドイツのように「真の贖罪の瞬間」を持つべきだと忠告した。崔院長は「40年間日本に暮らしたが、日本の友人から光復節を祝ってもらたことはない」とし「日本人は戦争は悪かったという話はするが、日本が過ちを犯したという話はしない」と指摘した。

日本人が謝罪しない背景について、崔院長は「欧州には贖罪文化があるが、日本の神道文化にはそのような要素がないため」と分析した。崔院長は日本の反省段階をカトリックの3段階の痛悔・容赦過程に例えた。


裕仁天皇が「36年の統治は過ち」として第1段階を越えたとすると、明仁天皇は「同じことを繰り返してはならない」と述べて第2段階を越えたと評価した。被害補償の第3段階は、日本政府と首相に責任があると、崔院長は指摘した。「日本政府が第3段階をうまく処理できなければ天皇に迷惑をかける」と指摘した。

独島問題で韓日関係が極限に向かう場合に対し、崔院長は「必要なら友好国内部の葛藤を管理するレベルで米国が動くのも方法だ」と述べた。



韓国の独島研究家「日本政府、過去の歴史を無視すれば天皇に迷惑かける」(1)

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