韓国唯一の領土博物館、鬱陵島(ウルルンド)の独島博物館が独島(ドクト、日本名・竹島)守護1番地に浮上している。今年で開館15周年を迎えた独島博物館は、これまで観覧客166万人が訪れ、独島が韓国の領土であることを確認する独島守護の役目を果たしてきた。15日、光復節に独島博物館を訪れた観覧客が学芸員の説明に耳を傾けている(写真=独島博物館)。
15日、光復節(解放記念日)に独島博物館を立ち寄ったチョ・ドンジュさん(52)は「天候悪化で海路が断たれたので独島には行けなかった。その代わりいつも話に聞いていた独島博物館に訪れた」とし「資料をよくよく見れば、大統領はもっと早く独島を訪れるべきだったという気がする」と話した。
博物館の学芸員、イ・ウォンフィさん(52)は「これまで受動的に話を聞いていた観覧客が、今では『独島に何が変わったことはあったか』とよく聞くようになった」と話す。独島に対する観覧客の関心が高まれば、独島博物館が独島守護の最前線に立った気持ちになり胸がいっぱいになるという。
独島が韓国の領土であることを広めるために建てられた独島博物館が15日で開館15周年を迎えた。
独島博物館は中央日報とサムスン文化財団が光復50周年記念事業の一つとして、総事業費80億ウォン(約5億6000万円)を投じ、約2年工事の末、1997年8月に竣工した。敷地面積8068平方メートル(2441坪)、延べ面積1600平方メートル(484坪)の地下1階、地上2階建ての建物だ。
独島博物館、1日の訪問客1000人…日本の観光客も訪れる(2)
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