一般参拝路右側にある貴賓参拝路付近で突然カメラのフラッシュが光り騒々しくなった。政府閣僚である松原仁国家公安委員長が2009年民主党政権スタート以来初めて閣僚参拝に乗り出したのだ。あちこちで拍手が沸き起こった。参拝を終えて出てきた松原は「私的な参拝だ。1人の日本人として自身の信条に従ったこと」と述べた。それとともに参拝署名欄には「臣 松原仁」と書いた。ここで「臣」は王の臣下という意味で、大臣の身分で参拝したことを明確にしたのだ。彼はまた、記者たちに突然「李明博(イ・ミョンバク)大統領の最近の発言は「礼を失した発言だ」と強く非難した。
19世紀後半以降、各種戦争で亡くなった約246万人を軍神として祀る宗教施設である靖国神社。太平洋戦争A級戦犯14人も合祀されているここは「軍国主義の象徴」と呼ばれる。そしてここはこの日、日本右翼のお祭り広場になった。午前9時30分。旭日昇天旗や日章旗を翻し10人余りの短髪の青年たちが参拝所に集まった。頭を下げて参拝を終えた青年たちは突然「天皇陛下、万歳」を叫び始めた。すぐに続いて「大日本帝国海軍」マークが鮮明な昔の海軍軍服を着た老人10人あまりがラッパを吹きながら近づいてきた。そのそばでは「救国会」という名前の右翼団体会員たちが軍歌を歌った。
3年ぶりに閣僚参拝、靖国前に極右派は気勢を上げる(2)
19世紀後半以降、各種戦争で亡くなった約246万人を軍神として祀る宗教施設である靖国神社。太平洋戦争A級戦犯14人も合祀されているここは「軍国主義の象徴」と呼ばれる。そしてここはこの日、日本右翼のお祭り広場になった。午前9時30分。旭日昇天旗や日章旗を翻し10人余りの短髪の青年たちが参拝所に集まった。頭を下げて参拝を終えた青年たちは突然「天皇陛下、万歳」を叫び始めた。すぐに続いて「大日本帝国海軍」マークが鮮明な昔の海軍軍服を着た老人10人あまりがラッパを吹きながら近づいてきた。そのそばでは「救国会」という名前の右翼団体会員たちが軍歌を歌った。
3年ぶりに閣僚参拝、靖国前に極右派は気勢を上げる(2)
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