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「日本人を代表して謝罪したらすっきり」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ミヤザキサヨコさん(58)。

「誤っていた過去を知りながらも今まで勇気が無かった。日本人を代表して謝罪したら心がすっきりした」

1984年韓国に嫁いできて忠清北道清州(チュンチョンブクド、チョンジュ)に住んでいる日本人、ミヤザキサヨコさん(58)は「韓日の歴史を克服して友好を推進する会」忠北支部会長を担っている。彼女は光復節の前日14日、日本人女性40人とともに清州で慰安婦問題に対する日本政府の謝罪を促す声明書を発表した。市民を相手に韓日友好関係を発展させようという署名運動も行った。約500人の市民が署名に参加した。彼女は「最近、独島問題など敏感な事案が起きて市民の参加が少なくなるかと心配した」として「真心がこもった謝罪を受け入れる姿に感動を受けた」と話した。

ミヤザキさんをはじめとする日本人女性が謝罪に乗り出したのは元慰安婦のおばあさんが肉体的・精神的苦痛で苦しい生活を送っていたが本来日本は国家責任を認めず、きちんとした謝罪をしなかったためだ。彼女は「慰安婦問題を一日でも早く解決するのは韓国だけでなく日本のための道でもある」として「遅れたが今からでも日本政府は心より謝罪して補償問題にも積極的に取り組まなければならない」と促した。


父の国と母の国の間に葛藤ができるたびに苦しむ子どもを見て「これ以上先送りしてはいけない」という考えになった。3人の子どもを持つ宮崎は「母の国である日本が韓国に流すことができない傷を負わせた事実を知って子供たちの傷は大きかった」としながら「成長していく間苦しんでいた子供たちに申し訳ない」と語った。

ミヤザキさんは韓国に来る前までは慰安婦問題について深く知らなかった。日本の教科書では慰安婦問題が簡略に言及されていて、日本人の大部分がそのような事実に対して知らないと答えた。彼女は「慰安婦問題を聞いて同じ女性として辛かった」として「日本政府はもちろん日本人皆が許しを請わなければならない」と話した。約20年前、初めて独立記念館を訪れた後、まともに眠れなかったという。「日帝強制占領期間、韓国の人々がどれだけ傷を受けたのだろうか」という考えからだ。

ミヤザキさんは今年5月に会を結成して忠北に住む300人あまりの日本人女性と会って通話して説得した。彼女は「初めは夫がとても心配していたがプラカードを作って要請文の製作を手伝いながら応援してくれた」と話した。ミヤザキさんは「日本のメディアも国民が歴史を正確に知ることができるように助けなければならない」とし、「私たちの活動が歴史的罪を洗うには不足だろうが、両国の架け橋の役割になるべく努力するつもり」と語った。



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