世界で最も大きい国は国土面積1700万平方キロメートルを超えるロシアだ。次にカナダ(998万4670平方キロメートル)、米国(982万6675平方キロメートル)、中国(959万6961平方キロメートル)の順だ。韓国は国土面積で見ると109位(9万9720平方キロメートル)で、3位の中国の1%、62位の日本(37万7915平方キロメートル)の26%に過ぎない。
世の中は基準によって見え方が異なって見える。ロンドンオリンピックで韓国は金メダル13個・銀メダル8個・銅メダル7個で、米国-中国-英国-ロシアに続いてメダル順位で5位に入った。
メダル数で見た世界地図で、韓国は極東の小さな国ではない。中国面積の3分の1の水準に迫る。金4個・銅2個で20位を記録した北朝鮮を合わせた韓半島は北東アジアの大国として際立っている。ロシアの場合は広大な大陸が縮まり、金1個・銀5個・銅12個で36位にとどまったカナダはアラスカと米国本土の間に挟まってしまった。金メダルはなく銀2個・銅4個のみを獲得したインドは中国辺方の小国に変化し、アフリカ大陸は事実上消えた。
オリンピックメダル数を国内総生産(GDP)と比べた世界地図はもう一つの別世界のようだ。貧しいがメダルを多く獲得すると大きい国になる。アフリカのケニアはこの別世界で最も大きい国だ。GDPは世界87位(361億ドル)だが、ロンドンオリンピックで金2個・銀4個・銅5個を獲得して28位を記録したおかげだ。GDP1、2位の米国と中国は位置を探しづらく、北朝鮮は逆に大きくなった。
メダル数を人口と比べた地図はさらに違う姿を見せる。人口300万人のカリブ海の島国・ジャマイカは金・銀・銅をそれぞれ4個獲得して18位に入り、米国圏域の大国として位置付けられた。
オリンピックカルトグラム地図を製作したパク・ギホ(地理学科)ソウル大教授は「カルトグラムを通じて見る世界地図はその歪曲と見慣れなさのため、逆にわれわれの視線を留めて改めて考え直す時間をくれる」とし「証明写真より、磁気共鳴画像(MRI)撮影や熱赤外線写真を通じて患者の状態が現われるように、カルトグラムを通じて世の中の状態と表情を最も効果的な角度から見ることができる」と述べた。
◆カルトグラム=一般的な地図を人口や国内総生産(GDP)など統計数値を土台に再構成した地図。一般地図とは非常に異なる姿ではあるが、統計的な意味を地図上に効果的に表現することができる。
世の中は基準によって見え方が異なって見える。ロンドンオリンピックで韓国は金メダル13個・銀メダル8個・銅メダル7個で、米国-中国-英国-ロシアに続いてメダル順位で5位に入った。
メダル数で見た世界地図で、韓国は極東の小さな国ではない。中国面積の3分の1の水準に迫る。金4個・銅2個で20位を記録した北朝鮮を合わせた韓半島は北東アジアの大国として際立っている。ロシアの場合は広大な大陸が縮まり、金1個・銀5個・銅12個で36位にとどまったカナダはアラスカと米国本土の間に挟まってしまった。金メダルはなく銀2個・銅4個のみを獲得したインドは中国辺方の小国に変化し、アフリカ大陸は事実上消えた。
オリンピックメダル数を国内総生産(GDP)と比べた世界地図はもう一つの別世界のようだ。貧しいがメダルを多く獲得すると大きい国になる。アフリカのケニアはこの別世界で最も大きい国だ。GDPは世界87位(361億ドル)だが、ロンドンオリンピックで金2個・銀4個・銅5個を獲得して28位を記録したおかげだ。GDP1、2位の米国と中国は位置を探しづらく、北朝鮮は逆に大きくなった。
メダル数を人口と比べた地図はさらに違う姿を見せる。人口300万人のカリブ海の島国・ジャマイカは金・銀・銅をそれぞれ4個獲得して18位に入り、米国圏域の大国として位置付けられた。
オリンピックカルトグラム地図を製作したパク・ギホ(地理学科)ソウル大教授は「カルトグラムを通じて見る世界地図はその歪曲と見慣れなさのため、逆にわれわれの視線を留めて改めて考え直す時間をくれる」とし「証明写真より、磁気共鳴画像(MRI)撮影や熱赤外線写真を通じて患者の状態が現われるように、カルトグラムを通じて世の中の状態と表情を最も効果的な角度から見ることができる」と述べた。
◆カルトグラム=一般的な地図を人口や国内総生産(GDP)など統計数値を土台に再構成した地図。一般地図とは非常に異なる姿ではあるが、統計的な意味を地図上に効果的に表現することができる。
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