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緑に染まった漢江、4年ぶりに藻類注意報

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
9日、ソウル漢江(ハンガン)に藻類注意報が発令された。江東(カンドン)大橋-蚕室(チャムシル)大橋区間が対象で、漢江のソウル区間で藻類注意報が発令されたのは08年7月以来4年ぶりとなる。藻類注意報は2回連続の測定で、ともに葉緑素a濃度が1立方メートル当たり15ミリグラム以上、藍藻類の細胞数が1ミリリットル当たり500個以上の場合に発令される。ソウル市は「藻類注意報が発令されても浄水処理を強化しているため、水道水の安全に問題はない」と説明した。しかし皮膚が鋭敏な人は漢江での水上スキーやヨットを避けるのがよい。

この日も漢江だけでなく洛東江(ナクドンガン)など全国の河川でもアオコが広がった。アオコは雨が降ればほとんど解決可能だ。しかし15日までソウルを含め、全国的に続いている。対応はないのか。現在、国内外で使用されているアオコ退治・予防技術は多い。しかし効果が限られているうえ、技術によっては多くの費用がかかる。

国内でよく使われる方法は黄土散布だ。主に赤潮が発生した海に適用するが、アオコにも使う。黄土で日光が遮断されてアオコの繁殖を防ぎ、さらにアオコが黄土と混ざって底に沈む。しかし効果は一時的だ。また国内で使用される黄土は具体的な有害性分規定がないため、人体に有害な重金属が含まれる可能性もある。重金属が水に溶ければ浄水過程ですべて除去するのは難しい。国立環境科学院のキム・サンフン研究官は「環境部が関連指針を補完する必要がある」と述べた。


水循環用水車もアオコ防止法の一つだ。水車が回りながら水をかき混ぜ、底まで空気を送り込む。こうすれば無酸素層がなくなり、堆積土からアオコの成長を助けるリンが溶け出るのを減らせる。しかしこの方法はすでに発生したアオコの除去には大きな効果がない。

超音波を発射して、藻類を水上に浮かばせている気孔を破壊する技術もある。藻類を水中に沈ませるのだ。韓国環境政策評価研究院のホン・ヨンソク博士は「超音波はアオコ除去に効果があるが、魚など他の生物に悪影響を及ぼす可能性もある」と述べた。

殺藻剤の硫酸銅も使われるが、重金属の銅成分が含まれるため、外国では使用が制限されている。藻類吸入と除去機能を持つ藻類退治船が最も環境的だ。しかし建造費と維持費が少なくなく、大量導入は容易でない。



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