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【時視各角】兵役免除が韓国サッカーの秘訣?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
政府は兵士の月給を50万ウォンに上げれば年間2兆3000億ウォンかかると騒いでいる。それでも家から小遣いをもらって使う「補給闘争」は話にならない。最前線である西海(ソヘ、黄海)5島の海兵の往復船賃は月給と同じ10万ウォンだ。住所地が仁川(インチョン)ではないからだ。仁川市議会も「海兵も仁川市民と同じ半額にしてほしい」と主張している。兵士の処遇改善はぜいたくではない。半額-無償シリーズよりもはるかに名分があり、最小限の礼儀だ。これに怒る納税者はいないだろう。

歴史上初めて徴兵制を実施したフランスは市民権で報いた。柳成竜(ユ・ソンリョン)の免賎法は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の流れを変えた。外敵と戦えば貴族に上がるため、全国で義兵が立ち上がった。最近の若者世代の意識はT-ARA(ティアラ)波紋にも表れている。「意志の差」に直ちに「意志だけでは無理な場合もある」と反論する。合理的補償なしにいつまでも意志(愛国心)だけを強調することはできない。「守るべき価値」があってこそ強い軍隊となる。

あす洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国サッカー五輪代表がブラジルと運命の勝負をする。どうか韓国代表には「二等兵の手紙」の悲壮な心情ですっきりと兵役免除を終えてほしい。どうせなら眩しい金メダルで…。


イ・チョルホ論説委員



【時視各角】兵役免除が韓国サッカーの秘訣?(1)

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