今度は「１５－５クラブ」（金メダル１５個・総合順位５位圏進入）だ。

韓国選手団は韓国時間５日現在、チン・ジョンオが１０個目の金メダルを獲得して総合順位４位についており金メダル１０個・総合順位１０位入りを早期達成した。２００８年の北京五輪でドイツとオーストラリアがそれぞれ金メダル１６個と１４個を確保して総合順位５位と６位に入ったのを参考にするならば、１５－５クラブに目標を引き上げるべきという声も出ている。

見通しは明るい。大会序盤に朴泰桓（パク・テファン）とナム・ヒョンヒ、王己春（ワン・ギチュン）ら有望株が金メダル獲得に失敗し金１０個総合１０位達成は厳しいのではないかという話まで出た。しかし、柔道とフェンシング、アーチェリーと射撃で金メダルラッシュとなり雰囲気転換に成功した。大会は半分近く過ぎたが、依然として多くの有望種目が待ち構えている。


６日の男子レスリング・グレコローマンスタイル６０キロ級では８年ぶりの金メダルを狙うチョン・ジヒョンが準備に余念がない。この日男子体操跳馬に出場するヤン・ハクソンも韓国体操史上初の金メダルに狙いを定めている。

韓国選手団はしばらく一息入れた後、９日から国技のテコンドーを前面に出し終盤のメダルレースに火をつける。男子５８キロ級のイ・デフン、８０キロ超級のチャ・ドンミン、女子６７キロ級のファン・ギョンソン、６７キロ超級のイ・インジョンなど４階級に出る選手はすべて金メダル候補だ。