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<五輪>フェンシングのシン・アラム「特別賞拒否は通訳の誤解によるもの」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
大韓体育会(KOC)はロンドン五輪フェンシング女子エペで口惜しくメダルを奪われたシン・アラム(26)が国際フェンシング連盟(FIE)が贈ることにした特別賞を拒否したという一部メディアの報道が事実と異なると明らかにしたと韓国日刊スポーツが2日に報道した。

KOCは1日、「シン・アラムのインタビューを掲載した英日刊デイリーメールの報道内容は事実と異なる」とし、フェンシング女子代表チーム監督とシン・アラムを呼んで面談した結果を公式発表した。

KOCによると、シン・アラムは前日行われたフェンシング男子フルーレに出場したチェ・ビョンチョルの競技を観戦中だった。この時、韓国語を話すある観衆が「FIEが特別メダルを贈るというがこの事実を知っているか」と尋ね、シン・アラムは「私は特別メダルが何かわからないので受け取るか受け取らないかを話す状態ではない」と答えたのがすべてだったとKOC面談の際に報告した。


韓国語でシン・アラムに尋ねた観衆はデイリーメールでアルバイトをしている人物という。

KOCはシン・アラムの言葉が英語で伝えられる過程で誤解が起き、本人の意向とは全く違う方向で記事が出たと結論を出した。デイリーメールはこの日「シン・アラムが特別メダルを断った」という見出しの記事とともにシン・アラムの所感を載せた。

この新聞に載せられたシン・アラムの所感は「特別メダルはオリンピックメダルではなく、気分が良くなることはない」「(審判と時間計測員の)ミスだったために競技の結果を受け入れることはできない」という2つの文章だった。

シン・アラムは先月30日、ドイツのハイデマンとの女子エペ準決勝で勝利を目前にしていたが、審判と時間計測員が最後の1秒を過度に長く捉えたためで4回も攻撃を許し逆転負けした。





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