李承ヨプ（イ・スンヨプ、３６、サムスン）が花束を手に笑顔を見せた。韓日通算５００号本塁打をマークした。

李承ヨプは２９日、ソウル木洞で行われたネクセン戦で今季１７号本塁打を放った。韓国通算３４１号で、日本での１５９本を加えて計５００本塁打。韓国で１０シーズン、日本で８シーズンの計１８シーズンでだ。

李承ヨプは１－１の４回表、先頭打者で打席に入り、ソロ本塁打を放った。２ストライクと追い込まれた状況で、ネクセン先発ヴァンハッケンの３球目、外角高めのストレートを左中間に運んだ。飛距離１２０メートルの大きな本塁打だった。


李承ヨプが本塁打を放つと、柳仲逸（リュ・ジュンイル）監督をはじめとするサムスン選手団はダグアウトから出て祝った。１５日の起亜戦以来８試合ぶりのアーチ。この日の勝利打点でもあった。

韓国人でプロ５００本塁打は李承ヨプが唯一。

韓国リーグでは梁埈赫（ヤン・ジュンヒョク、元サムスン）の３５１本が最も多い。李承ヨプはこの日の本塁打で、韓国で張鍾薫（チャン・ジョンフン、元ハンファ、３４０本）を抜き、通算本塁打で単独２位となった。あと１１本で韓国プロ野球通算本塁打王となる。

１３６年の歴史を誇る米メジャーで５００本塁打を放った選手はバリー・ボンズ（７６２本）を含めて２５人、７６年目の日本プロ野球では王貞治（８６８本）、松井秀喜（５０７本、日米通算）など９人だけだ。

１９９５年にサムスンでプロにデビューした李承ヨプは、韓国１２２５試合、日本７９７試合の計２０２２試合目で大記録を達成した。