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<五輪>「会見はあしたではだめか?」こらえた涙こぼす朴泰桓

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

予選失格判定を覆し決勝で銀メダルを獲得した朴泰桓。

努めて淡々さを維持した朴泰桓(パク・テファン)は結局涙を流した。朴泰桓は韓国時間29日未明にロンドンオリンピックパークのアクアティックセンターで開かれた男子競泳自由型400メートル決勝で3分42秒06を記録し銀メダルを獲得した。ライバルの孫楊(中国)は3分40秒14で五輪新記録を達成し金メダルとなった。以下は朴泰桓との一問一答。

――失格後どうだったか。

「ずっと宿舎で待っていた。午後に競技があるのかないのかわからずもどかしかった。ただ待っている状況でもどかしかった」


――失格判定の撤回がマインドコントロールに影響を及ぼしたか。

「ともかく銀メダルを取ったし、私には銀メダルも貴重だ。銀メダルを取るのも大変だ。五輪2連覇を達成できなかったのが残念だ。きょうの結果は予選の影響だと言いたくはないが思い切り喜べない。それでも良い成績を得たと思う。そして西洋の選手でなくアジアの選手が金メダルを獲得したのもよいことで祝うべきことだ」

――きょうは何秒台の記録を考えたか。

「思ったより記録が出ず残念だが最善を尽くし後悔はない。3分40秒台を考えた。練習の時もうまくやってきたのだが…」

――自身のレースを全般的に評価するならば。

「ラップタイムを見られなかったが300メートルまでは大丈夫だった。ところが最後にスピードが不足した」

――孫楊が飛び出すのが自身のレースに影響を及ぼしたか。

「(孫楊が飛び出るのが)見えたので(圧迫感を)乗り越え追いかけて行くという考えだった。結果的に負けたので私の実力が足りなかったのは事実だ」

――水泳人生できょうのような日はなかったようだ。

「好調だったが2009年に下がっていき再び上がってきた。ところできょうはそのすべてのことが1日で行われた。ジェットコースターのような1日で大変だった」

――残る競技をどのように準備するか。

「200メートルでしっかりやり良い記録を出すようにする。(もしかして泣いたか)違う。 ただもどかしくて…」

しかし次の質問が続くとすぐに朴泰桓はこらえていた涙をこぼしてしまった。「(インタビューを)明日してはいけないか」という朴泰桓はその後外信記者の要請により横の席に移動し最後まで誠実にインタビューに応じた後取材区域を出た。





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