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【コラム】揺れる漢江の橋=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウルの漢江(ハンガン)の橋25橋の上は1日150万台の車や列車が行き交う。ところでこの橋が絶対安全という考えは希望的事項だ。

1994年に崩壊した聖水(ソンス)大橋は「ゲルバートラス」工法で建設された。重さによるたわみ現象を緩和するために橋の中間にもう一つの床板をのせた方式だ。接合点が多いので疲労が累積した場合、脆弱性が現れる。94年の事故もこの問題から始まった。この工法で作った橋がソウルにはもっとある。城山(ソンサン)大橋と漢江(ハンガン)大橋だ。このうち城山大橋はソウル市の要注意1号の橋だ。床板ピンが折れても持ちこたえられるように補強して管理しているが、いつも気になる橋梁だ。

81年竣工した元暁(ウォンヒョ)大橋は「私たちも美しい橋を作る時になった」という社会的雰囲気の中で誕生した。橋脚側から中央部にコンクリートを打っていくディビダーク工法が使われたが、工法についての論議が多かった。懸念していたとおり元暁大橋はできて10年が過ぎるとすぐに激しいたわみ現象が発生して大々的な保守工事をした。同じ工法で作った全羅北道任実(チョンラブクド・イムシル)の雲岩(ウンアナム)大橋をはじめ、忠清北道(チュンチョンブクド)のサンジン大橋・チョンプン大橋なども全て同じ現象ため補強工事をして使っている。


漢江の橋の話をしながら余計な不安を持たせようというのではない。ソウル市の安全責任を負う都市安全室関係者たちさえ、公共施設物安全事故がこれから開始することもある得るという驚くような言葉を公然とする。



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