金正日総書記の霊柩車を先頭で護衛する李英鎬(リ・ヨンホ) 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(左)と党・政・軍の核心人物が昨年12月28日、金正日(キム・ジョンイル)告別式で霊柩車を護衛している。 彼らは「護衛7人組」と呼ばれたが、金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、禹東測(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長に続き、15日、李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長(右)が解任された。 金正恩の後ろに張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長、金己男(キム・ギナム)党秘書、崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議議長。 李英鎬の後ろは金永春(キム・ヨンチュン)、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長、禹東測(ウ・ドンチュク)。
北朝鮮は病気のため解任したと明らかにした。しかし北朝鮮は幹部の場合、事実上の終身任用をしている。 闘病中にも現職に置くのが慣例だ。 2010年11月に82歳で死去した趙明禄(チョ・ミョンロク)軍総政治局長が代表的な例だ。 病気というのは表面的な理由にすぎず、事実上、粛清されたという評価が出てくる。 休日の政治局会議で解任し、翌日に電撃発表したという点でだ。
金正恩の“軍後見役”李英鎬…張成沢夫婦の力で解任か(2)
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