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【取材日記】80歳の北朝鮮外相は縦横無尽に動いているが、韓国は…(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
カンボジアで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席した北朝鮮代表の朴宜春(パク・ウィチュン)外相は80歳で、27カ国の外相のうち最高齢だ。 11日午前2時にプノンペン空港に到着した朴外相は午前9時にホテルを出て、午後4時まで日程を消化した。 7件の2国間協議を日程に入れるなど健在を誇示した。

最近、民主・改革を推進中のミャンマーなど東南アジアの数カ国が「イメージによくない」として難色を示したにもかかわらず、朴外相はラブコールを送り続けた。 今回のフォーラムの機会を十分に活用し、「実利外交」に集中したのだ。 12日未明に到着した金星煥(キム・ソンファン)韓国外交通商部長官(59)とは目も合わさず、カンボジアのフンセン首相、楊潔チ中国外相とは両手を握り合って親しみを表した。 午後には異例にも記者会見まで自ら要望した。

64歳のヒラリー・クリントン米国務長官も1週間にわたり海外歴訪を続けている。 8日の日本をはじめ、モンゴル、ベトナムを経て、米国としては57年ぶりにラオスを11日に訪問した。 この日午後にプノンペンに到着し、ARF会議に出席している。 中国の裏庭と呼ばれるこうした東南アジア国家を訪問したのは、昨年11月に米国が宣布した「アジアへの中心軸移動(Pivot to Asia)」戦略の一環だ。 南中国海(南シナ海)での領有権紛争で機先を制するというのが米国の布石だ。


中国も引かない。 カンボジア・タイなどと協力体制を強化している。 ARF会議が開かれているプノンペンの「平和宮殿」も、中国が政府開発援助(ODA)で建てられたものだ。



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