大検察庁中央捜査部の貯蓄銀行不正合同捜査団は10日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄の李相得(イ・サンドゥク)元セヌリ党議員を逮捕収監した。
ソウル中央地裁のパク・ビョンサム令状専門担当判事は「巨額の不正政治資金を授受したという主要犯罪容疑に関する疏明があり、これまでの捜査進行状況と被疑者の地位、および政治的影響力に照らすと証拠隠滅の恐れがある」と令状発給の理由を明らかにした。自身が調査された大検察庁1123号室で待機中だった李元議員は検察捜査官らとともに乗用車に乗りソウル拘置所へ向かった。
李元議員は2007年の大統領選挙直前と選挙後にソロモン貯蓄銀行のイム・ソク会長(逮捕起訴済み)と未来貯蓄銀行のキム・チャンギョン会長(逮捕起訴済み)から合わせて6億ウォンを授受した容疑を持たれている。検察によるとキム会長は2007年の大統領選挙を控え李元議員に「政権を取れば民営化される公企業を買収したり投資したい」と話して3億ウォンの現金を渡した。
その後キム会長は李明博政権が発足した後、李元議員に忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)のゴルフ場許認可関連の請託をしたとされる。キム会長が借名で運営していたこのゴルフ場は2009年にオープンした。李元議員はコーロングループから正常に会計処理されていない諮問料1億5000万ウォンを受け取った容疑も受けている。李元議員はこの日こうした容疑について大部分を否認した。
一方、李元議員が裁判所入口に入ると、貯蓄銀行被害者20人余りが「私の金を返せ」と李元議員に向かって駆け寄り、彼は生卵や水を投げつけられた。
ソウル中央地裁のパク・ビョンサム令状専門担当判事は「巨額の不正政治資金を授受したという主要犯罪容疑に関する疏明があり、これまでの捜査進行状況と被疑者の地位、および政治的影響力に照らすと証拠隠滅の恐れがある」と令状発給の理由を明らかにした。自身が調査された大検察庁1123号室で待機中だった李元議員は検察捜査官らとともに乗用車に乗りソウル拘置所へ向かった。
李元議員は2007年の大統領選挙直前と選挙後にソロモン貯蓄銀行のイム・ソク会長(逮捕起訴済み)と未来貯蓄銀行のキム・チャンギョン会長(逮捕起訴済み)から合わせて6億ウォンを授受した容疑を持たれている。検察によるとキム会長は2007年の大統領選挙を控え李元議員に「政権を取れば民営化される公企業を買収したり投資したい」と話して3億ウォンの現金を渡した。
その後キム会長は李明博政権が発足した後、李元議員に忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)のゴルフ場許認可関連の請託をしたとされる。キム会長が借名で運営していたこのゴルフ場は2009年にオープンした。李元議員はコーロングループから正常に会計処理されていない諮問料1億5000万ウォンを受け取った容疑も受けている。李元議員はこの日こうした容疑について大部分を否認した。
一方、李元議員が裁判所入口に入ると、貯蓄銀行被害者20人余りが「私の金を返せ」と李元議員に向かって駆け寄り、彼は生卵や水を投げつけられた。
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