キム・ヨナ
昨シーズンのグランプリシリーズと世界選手権大会の結果を見れば、女子シングル部門は絶対強者のいない春秋戦国時代だった。キム・ヨナがしばらく姿を消していた間にキム・ヨナのライバルだった浅田真央は不振を繰り返した。6回のグランプリシリーズで16歳の新星エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が2度優勝し、残りの大会は優勝者がすべて違った。メジャー大会といえるグランプリファイナルと世界選手権大会では25歳の老将カロリーナ・コストナー(イタリア)が優勝した。コストナーはキム・ヨナが最盛期に競争した選手で、キム・ヨナよりは一段階下と評価されていた。昨シーズンのプログラムでもコストナーはキム・ヨナがやったほどの高難度ジャンプをやり遂げられなかった。
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