「死にかけていた日本ゴルフがよみがえった」。最初の2日間で韓国に惨敗した日本チームが勝ち点6.5点をマークすると、プレスルームにいた日本の記者が独り言のように語った。しかし最精鋭日本チームは韓国に敗れた。
1日、長崎県パサージュ琴海アイランドGC(パー71)で行われた韓日プロゴルフ国家対抗戦「2012ミリオンヤードカップ」の最終日、シングルストローク(1対1正面対決)10競技。
初日のフォアサム(4勝1敗)と2日目のフォアボール(4勝1分け)で8勝1敗1分け(勝ち点8.5点)と日本を圧倒した韓国はこの日、3勝6敗1分けと劣勢だったが、合計12-8で日本に勝った。2連続の優勝で、初のアウェー勝利。ゴルフ韓日戦の成績は3勝1敗となった。
最終日の日本チームは悲壮感を感じさせた。青木功主将(70)は「もう失うものはない。攻めるだけだ」と選手を励ました。前日までの成績が1勝8敗1分け(1.5点)と振るわず、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の海老沢勝二会長が出向いて緊急ミーティングを開き、「これは精神力と根性の問題だ。韓国のように勝ちたいという強い意志が必要だ」と注文した。
しかし勝負はシングルストローク5番目の競技であっけなく終わった。20競技(20点)の最小優勝勝ち点10.5点のうち8.5点を確保していた韓国は、ホン・スンサン(31)とリュ・ヒョンウ(31)が勝利したことで、残りの競技結果に関係なく優勝が決まった。ホン・スンサンは5アンダーをマークし、谷原秀人(34)を5打差で破った。続いてリュ・ヒョンウが1アンダーで高山忠洋(34)を2打差で退け、韓国の優勝が確定した。
最年長のホ・ソクホ(39)は勝因について「ビッグ4(崔京周・梁容銀・金庚泰、ペ・サンムン)が抜けたという報道が嫌だった。歯がなければ歯ぐきで勝てばよいという気持ちで先輩・後輩が団結した」と語った。
1日、長崎県パサージュ琴海アイランドGC(パー71)で行われた韓日プロゴルフ国家対抗戦「2012ミリオンヤードカップ」の最終日、シングルストローク(1対1正面対決)10競技。
初日のフォアサム(4勝1敗)と2日目のフォアボール(4勝1分け)で8勝1敗1分け(勝ち点8.5点)と日本を圧倒した韓国はこの日、3勝6敗1分けと劣勢だったが、合計12-8で日本に勝った。2連続の優勝で、初のアウェー勝利。ゴルフ韓日戦の成績は3勝1敗となった。
最終日の日本チームは悲壮感を感じさせた。青木功主将(70)は「もう失うものはない。攻めるだけだ」と選手を励ました。前日までの成績が1勝8敗1分け(1.5点)と振るわず、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の海老沢勝二会長が出向いて緊急ミーティングを開き、「これは精神力と根性の問題だ。韓国のように勝ちたいという強い意志が必要だ」と注文した。
しかし勝負はシングルストローク5番目の競技であっけなく終わった。20競技(20点)の最小優勝勝ち点10.5点のうち8.5点を確保していた韓国は、ホン・スンサン(31)とリュ・ヒョンウ(31)が勝利したことで、残りの競技結果に関係なく優勝が決まった。ホン・スンサンは5アンダーをマークし、谷原秀人(34)を5打差で破った。続いてリュ・ヒョンウが1アンダーで高山忠洋(34)を2打差で退け、韓国の優勝が確定した。
最年長のホ・ソクホ(39)は勝因について「ビッグ4(崔京周・梁容銀・金庚泰、ペ・サンムン)が抜けたという報道が嫌だった。歯がなければ歯ぐきで勝てばよいという気持ちで先輩・後輩が団結した」と語った。
この記事を読んで…