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【コラム】ユニークな韓国のゴルフゲームルール(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
二つ目は、ゲーム方式が違う。 韓国でビジネスゴルフはすべての人が気分よくラウンドを楽しめるようにルールが決められたようだ。 モリガン・OBティー、フリードロップ、コンシードなどのルールは韓国でのみ存在したり、非常に寛大であったりする。 筆者は海外でゴルフをする場合、バッグに入れているゴルフ規定ブックをよく参考にする。 ゲームに対する賭けも同じだ。 外国では賭けゴルフでお金を稼いだり失ったりするのは、本人や相手がどれほどプレーをうまくしたかということであり、ラウンド後には負けた人をからかったりもする。 しかし韓国で勝負は誰がどのゴルフクラブを選択するか、そして誰がまずお金を取るかによって大きく左右される。 最初にお金を得た人がスリーパットやトリプルボギーなどをたたけば、受けたお金をまた返すことになるため、ゲームは平等に進行する。

筆者が韓国ゴルフ場で最も驚いたのはキャディー制度とゴルフカートだ。 ほとんどの外国人はカートが運転手なしに動くのを見ると驚くはずだ。 筆者もそうだった。 4人のプレーヤーが冷暖房機器、ボール、ティー、マーカー、救急箱などが備わった小さなカートに一緒に乗って行くのは非常に印象的だ。 ほとんどの国でゴルフプレーヤーは自分のゴルフバッグを担いで動き、ボールも自分で探す。 筆者はフィールドを歩くことを好むが、暑い日はカートがあってよかったと感じる。 キャディーについても話しておかなければいけない。 少なくともアジア以外の地域では女性のキャディーを見るのが難しいだろう。また韓国に来るまでは、1人のキャディーが4人のプレーヤー全員を補助するのを見たことがなかった。

最後に、費用面で差がある。 海外で良いゴルフ場の会員券の価格は5000ドルから10万ドルほどだ。 これに対し韓国でゴルフ場の会員券は住宅並みの価格だ。 そして毎回ラウンドをする度に1000ドルほど費用がかかる。 スコットランド人が初めてゴルフを創案した時、富裕層向けに作ったわけではないはずだが。


私は韓国のゴルフが好きだ。 ほとんどのゴルフコースはよく整頓されていて美しい。 しかし韓国のゴルフ文化がもう少し家族・友人中心になり、より安くラウンドできれば、韓国のゴルフがもっと好きになれそうだ。

マシュー・ディキン韓国HSBC銀行長



【コラム】ユニークな韓国のゴルフゲームルール(1)

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