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期限付き人生の外国人英語講師、韓国への愛が奇跡を呼んだ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

26日にソウル峨山病院で腫瘍除去手術を受けた南アフリカ出身の英語講師ピーター・ジェイコバス氏が主治医のキム・ソンチョル教授とともに笑っている(写真=峨山病院)。

2001年に南アフリカの法律事務所に勤めていたピーター・ジェイコバス(57)の人生は一瞬にして奈落に落ちた。家族との不和、倒産した職場…。失意に陥っていた彼は偶然にインターネット広告で韓国に英会話学校の講師の職があることを知った。彼は新しい土地で新しい人生を生きるために地球の反対側の小さな国へ向かった。

韓国生活は楽しかった。子どもたちは明るく大人たちは親切だった。ジェイコバスは「こちらに来てから韓国人の情熱と努力に感動した。韓国での生活は私の人生で一番幸せだった時間だ」と話した。

しかし幸福は長く続かなかった。2006年のある日、胸と背中に焼けるような痛みを感じた。3年間我慢したが2009年に英会話学校に休暇をもらい故郷の南アフリカに帰った。翌年南アフリカのある病院で彼は青天のへきれきのような話を聞いた。骨にがんができる難病の軟骨肉腫という判定を受けたのだ。


2010年と2011年の2度にわたり手術を受けたが良くならなかった。南アフリカの医師は彼に期限付きの人生を宣告した。1年ほどしか生きられないので人生を整理しろという趣旨だった。彼は残された人生を韓国で送ることを決心した。

昨年4月、彼は2度目の韓国の地を踏んだ。「韓国社会で一度結ばれた関係は強固だ。英会話学校の講師として働き、先生の日には父兄が訪ねてきて一緒に食事し、誕生日には子どもたちとパーティーをした。韓国は私に家族以上の意味がある所だ」。彼は以前に知り合った塾の院長の助けで働き口も得た。





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