「北朝鮮は絶対に核を放棄しない。核が外部の敵から自国を守る唯一の武器だと考えている」。
平壌(ピョンヤン)駐在英国大使を務めたジョン・エバラード元大使が25日(現地時間)、ワシントンのブルッキングス研究所で出版懇談会を開いた。06年2月-08年7月に平壌で勤務したエバラード氏は『Only Beautiful,Please』という北朝鮮体験記を出した。
特にエバラード氏はこの日、「私が会った北朝鮮の人たちは米国よりも中国を嫌っているようだった」と述べた。また「あるマッサージ奉仕員の場合、『ロシア人、ドイツ人もマッサージをしたが、中国人だけは相手にしなかった。においがきつい』と話した」と伝えた。
エバラード氏はその理由について、「北朝鮮の人たちの独立意識が非常に強いため」とし「北朝鮮に対する中国の経済援助がますます増えているのとは対照的に、中国人は非常に生意気だと考えているようだった」と診断した。
エバラード氏は北朝鮮への食糧支援などに大きな効果がない理由についても自分なりの意見を明らかにした。エバラード氏は「韓国が北朝鮮に莫大な規模の支援をしたが、結果はどうだっただろうか」とし「対北朝鮮支援はむしろ権力集団の体制維持に活用される」と説明した。また「北朝鮮の指導部は一般住民に適切な苦痛を与えるのがむしろ体制を守るのに有利だと考えている」と述べた。
平壌(ピョンヤン)駐在英国大使を務めたジョン・エバラード元大使が25日(現地時間)、ワシントンのブルッキングス研究所で出版懇談会を開いた。06年2月-08年7月に平壌で勤務したエバラード氏は『Only Beautiful,Please』という北朝鮮体験記を出した。
特にエバラード氏はこの日、「私が会った北朝鮮の人たちは米国よりも中国を嫌っているようだった」と述べた。また「あるマッサージ奉仕員の場合、『ロシア人、ドイツ人もマッサージをしたが、中国人だけは相手にしなかった。においがきつい』と話した」と伝えた。
エバラード氏はその理由について、「北朝鮮の人たちの独立意識が非常に強いため」とし「北朝鮮に対する中国の経済援助がますます増えているのとは対照的に、中国人は非常に生意気だと考えているようだった」と診断した。
エバラード氏は北朝鮮への食糧支援などに大きな効果がない理由についても自分なりの意見を明らかにした。エバラード氏は「韓国が北朝鮮に莫大な規模の支援をしたが、結果はどうだっただろうか」とし「対北朝鮮支援はむしろ権力集団の体制維持に活用される」と説明した。また「北朝鮮の指導部は一般住民に適切な苦痛を与えるのがむしろ体制を守るのに有利だと考えている」と述べた。
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