少女時代の曲「Ｇｅｅ」に合わせて踊るロボットが登場する。東部ロボットは年末までに、自社の知能型ロボット「ホビス・ エコ（ＨＯＶＩＳ　Ｅｃｏ）」に脱・付着可能な韓流スターのスキンをかぶせた「Ｋ－ＰＯＰスター」ロボットを製作する予定だと２５日、明らかにした。

このため東部ロボットはゲーム会社のアイアールロボット、アプリケーション開発会社のオーシャンブリッジイーエヌティーとコンソーシアムを結成した。

Ｋ－ＰＯＰスターロボットには高性能モーターがついた関節が２０個以上もある。現在、最も商用化が進んだロボットの関節は５、６個。曲がる部分が多いため、プロモーションビデオに登場する３Ｄキャラクターのようにダンスの動作を自由自在に駆使できる。


希望するスターのダンスをさせたければ、アンドロイドやアップルのアプリストアで専用アプリケーションをダウンロードし、ロボットを連動させればよい。またロボットに基本搭載された動作を組み合わせて振り付けを創作することもできる。

東部ロボットは韓国の歌謡とダンスを広く知らせるため、世界韓流ファンにロボットを販売する計画だ。マネキンの代わりにショーウィンドーで通行人の視線を引く展示品を求める商店の経営者も主要顧客だ。東部ロボット側は「ロボットの動きが滑らかで、映画やドラマの制作にも活用できる」と説明した。