韓国の小中高大学生の4人に1人ほどが韓国戦争(朝鮮戦争)を北朝鮮でない別の国が起こしたと理解していることがわかった。また、統一時期については10人中4人が「当分難しい」と答え、10人中1人ほどが「10年以内になされるだろう」と答えた。
本紙と韓国教員団体総連合会、アンケート調査機関のドゥイットサーベイが先週ソウル市内の小学校6年生、中学3年生、高校2年生など989人と全国の大学1~4年生625人を対象に、韓国戦争に関する認識調査を行った結果だ。調査によると、「韓国戦争は誰が起こしたと理解しているか」という質問に、学生の76.3%が「北朝鮮」と答えた。北朝鮮のほか、韓国・米国・中国・日本・ロシアと答えた学生は23.7%だった。北朝鮮でない別の国と答えた回答のうち中学3年生はロシア(12.1%)を、高校2年生は米国(11.5%)を多く挙げた。
統一を否定的に見る認識も明確だった。「韓国と北朝鮮が統一するならばいつごろとみるか」という質問に「当分できないだろう」という回答が41.6%で最も多かった。「10年以内」と答えた学生は8.9%にすぎなかった。「統一する必要がない」という回答も全体の15.4%に達した。「する必要がない」という回答は小学6年生が11.7%、中学3年生が18.8%、高校2年生が20.0%で、学年が上がるほど比率が高かった。韓国戦争が勃発した年を尋ねた質問では69.6%が「1950年」と答えた。16%は「1945年」と答えた。
こうした現象は韓国の現代史教育が不足しているためという指摘が出ている。また、韓国史が昨年必須教科科目に指定されたりしたが、修学能力試験では依然として選択科目だ。「内申型科目」と認識されているということだ。国史編纂委員長を務めたソウル大学の鄭玉子(チョン・オクチャ)名誉教授は、「国史教育改編には現実的に限界が伴うだろうが、韓国戦争を教える授業時間に南侵略なのか北侵なのか明確な事実は教えなければならない」と話した。
本紙と韓国教員団体総連合会、アンケート調査機関のドゥイットサーベイが先週ソウル市内の小学校6年生、中学3年生、高校2年生など989人と全国の大学1~4年生625人を対象に、韓国戦争に関する認識調査を行った結果だ。調査によると、「韓国戦争は誰が起こしたと理解しているか」という質問に、学生の76.3%が「北朝鮮」と答えた。北朝鮮のほか、韓国・米国・中国・日本・ロシアと答えた学生は23.7%だった。北朝鮮でない別の国と答えた回答のうち中学3年生はロシア(12.1%)を、高校2年生は米国(11.5%)を多く挙げた。
統一を否定的に見る認識も明確だった。「韓国と北朝鮮が統一するならばいつごろとみるか」という質問に「当分できないだろう」という回答が41.6%で最も多かった。「10年以内」と答えた学生は8.9%にすぎなかった。「統一する必要がない」という回答も全体の15.4%に達した。「する必要がない」という回答は小学6年生が11.7%、中学3年生が18.8%、高校2年生が20.0%で、学年が上がるほど比率が高かった。韓国戦争が勃発した年を尋ねた質問では69.6%が「1950年」と答えた。16%は「1945年」と答えた。
こうした現象は韓国の現代史教育が不足しているためという指摘が出ている。また、韓国史が昨年必須教科科目に指定されたりしたが、修学能力試験では依然として選択科目だ。「内申型科目」と認識されているということだ。国史編纂委員長を務めたソウル大学の鄭玉子(チョン・オクチャ)名誉教授は、「国史教育改編には現実的に限界が伴うだろうが、韓国戦争を教える授業時間に南侵略なのか北侵なのか明確な事実は教えなければならない」と話した。
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