欧州のクラブは今後、アジア選手のうち朴智星（パク・チソン、３１、マンＵ）と香川真司（２３、マンＵ）の次に、金甫ギョン（キム・ボギョン、２３、セレッソ大阪）に注目しなければならない。

米ＥＳＰＮは１８日（日本時間）、アジアで浮上するサッカー選手として、金甫ギョンに注目すべきだと伝えた。 ＥＳＰＮは「金甫ギョンは朴智星の後継者で、韓国代表で活躍し、優秀な選手に成長した」とし、朴智星と金甫ギョンの似た点とＪリーグでの活動などを詳しく紹介した。

金甫ギョンは最近行われた２０１４ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選のレバノン戦で２得点し、韓国を勝利（３－０）に導いた。 朴智星の後継者として遜色がない金甫ギョンは、朴智星と似ている点が多い。


２人はＪリーグでプロ生活を始めた。 朴智星は明智大在学中の００年に京都パープルサンガに入団し、金甫ギョンは弘益（ホンイック）大に在学中だった２０１０年にセレッソ大阪に入団した。

また体格条件や左足をよく使う点などが似ている。 特にＥＳＰＮは朴智星と金甫ギョンの似た点にスタミナ食を挙げた。 朴智星はカエルを、金甫ギョンはウナギやスッポンをスタミナ食としている。

ＥＳＰＮは２人の違いも分析した。 賢いプレーをする朴智星は他の選手のために空間を生み出す能力が優れている一方、金甫ギョンはより攻撃的なプレーでゴール決定力があると評価した。 金甫ギョンは２０１１－１２Ｊリーグで７得点し、得点２位にいる。

ＥＳＰＮは「金甫ギョンは今回のロンドンオリンピック（五輪）にも出場する予定」とし「金甫ギョンは期待されているだけに、五輪で好プレーを見せれば来季から欧州リーグ、特にイングランドでプレーすることができるだろう」と展望した。 また「金甫ギョンが五輪で活躍できなかったとしても、セレッソ大阪は金甫ギョンを移籍させる準備をしなければならないだろう」と付け加えた。