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米国、特殊地雷防護車両を1台1億ウォンで韓国に…新品は23億ウォン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国陸軍が米地上軍と同じ特殊地雷防護車両「MLAP」(Mine Resistant Ambush Protected)を保有することになった。 韓国政府当局者は17日、「米国防総省が最近、MLAPを韓国軍に販売することで韓国側と合意した」とし「イラク戦争に使用した中古MLAP2000台を購入し、2014年から陸軍最前方地域に配置する予定」と明らかにした。

この当局者は「米国はその間、政府の度重なる要求にもかかわらず、MLAPの海外販売に難色を示してきたが、今回、韓半島で軍事的な緊張が高まった状況で、老朽車で最前方地雷埋設地域で作戦をするのは非効率的という点を考慮した」と説明した。

軍は現在、1990年代初めに生産された国産レトナを改良した車両を使用しているが、防護装置がないうえ、車両が古く、前方の山岳地形での作戦に困難があった。 MLAPが前方地域に展開されれば、韓国軍の作戦範囲が広まり、有事の際、対応能力もさらに向上する見込みだ。


新品は1台当たり200万ドル(約23億ウォン)にのぼるが、韓国軍が導入する中古品は1台当たり8万5000ドル(約1億ウォン)に決まった。 軍当局者は「米軍がイラク戦争で使用したものだが、A級だけを導入する計画」と述べた。 米国が韓半島の安定に投資するという意味で今回の販売が実現するということだ。

運転兵1人と指揮官、K-6機関銃射撃手、警戒兵4人が搭乗するMLAPは、防弾車体に底がV字型に設計され、対戦車地雷にも耐えられる。 タイヤ圧力自動調節装置があり、タイヤがパンクした場合でも時速80キロで走行できる。 また敵軍の電波をかく乱できる電波かく乱機(JAMMER)が搭載され、横60センチ・縦30センチの窓があり、偵察作戦も担当できる。 アフガニスタンにアセナ部隊を派兵中の韓国軍は現在、1台当たり10億ウォンを支払い、米軍から10余台を借りて使用している。

◇韓米MD統合運営=韓国政府消息筋は17日、「韓国と米国は北朝鮮ミサイルに対する防御体系を統合して運営する方針」とし「射程距離は韓半島内に限定される」と明らかにした。 これは韓米が独自に構築してきたMD体系を統合し、韓半島MD(KAMD)に防御能力を強化するという意味。

韓米は先週、米国で開かれた両国国防・外交長官(2+2)会談で、「北朝鮮の漸増するミサイル脅威に対し、包括的な連合防御体制を強化する案を模索することにした」と合意した。 北朝鮮ミサイル迎撃に対する共同対応を示唆したのだ。 消息筋は「韓米が編成を連合する方式ではないとしても、情報共有など韓国軍と在韓米軍が協力し、ミサイル迎撃体系システムを連動する」と述べた。 国防部は公式的には「KAMDと米国のMD体系は別個のもので、統合する計画はない」と説明した。



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