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価格8割安い米シェールガス…日中は2年前から注目(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米テキサス州南東部のヒューストン一帯が活気づいている。 新しいエネルギー源とされる「シェールガス(Shale gas)」開発ブームが起きているからだ。 メキシコ湾にあるヒューストンは世界製油産業のメッカだ。 世界大手石油企業のエクソンモービルやシェブロンをはじめ、シェル、BPなど石油メジャーが殺到している。 米経済月刊誌フォーチュンの最近号によると、テキサス州南部一帯の高速道路は最近、退勤時間帯には渋滞が生じたりもする。 昨年に比べて通行量は6-12%増えた。

◇シェールガス、なぜ注目されるのか=「世界経済はエネルギーに対して貪欲さを見せてきた。 私たちにはシェールガスがある。 神に感謝するべきだ」。世界1位のグローバルエネルギー企業エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長(60)は最近、米国内のシェールガスボーリング現場に関心を向けている。 09年に360億ドル(約40兆ウォン)を投入し、シェールガスボーリング技術を保有するXTOを買収して以来、シェールガス事業に会社の未来をかけている。 12日の米エネルギー情報庁(EIA)によると、米国のシェールガス生産は急増している。 天然ガス生産全体に占める比率は2010年の23%(1億1000万トン)から2035年には49%(2億9000万トン)へと拡大する見込みだ。

地下2-4キロに貯留するシェールガスの商業的利用が可能になった背景には、水平ボーリング法や水圧破砕法など経済性がある採掘技術が登場したためだ。 何よりもシェールガスの魅力は埋蔵量。 現在、化石燃料の確認埋蔵量は石油が1888億TOE、石炭が4196億TOE水準だ。 また在来型ガスが1684億TOEであるのに対し、シェールガスは1687億TOEとそれよりも多い。 シェールガスはエネルギー消費量が多い米国と中国に主に埋蔵されている。 ただ、中国の場合、大半が砂漠地帯に埋蔵されているため、一つの試錐孔に水1万トンを消費する水圧破砕法を使用するのが難しい。 韓国国内にはシェールガスがない。


結局、シェールガス生産の拡大で世界最大のガス生産国になった米国は、近い将来、ガス輸入国からガス輸出国への転換が予想される。 米エネルギー省(DOE)も原油と天然ガスの輸出を禁止してきたが、昨年40年ぶりに液化天然ガス(LNG)輸出計画を承認した。 韓国ガス公社も4月、米エネルギー流通企業と2017年から20年間、年間350万トンのLNGを導入する契約を結んだ。



価格8割安い米シェールガス…日中は2年前から注目(2)

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