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北朝鮮最前方に不穏な動き、スホーイ戦闘機を配置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮軍が最近後方に配置した戦闘機を黄海南道(ファンヘナムド)最前方の空軍基地に移動させたことが確認された。韓国政府当局者は11日、「北朝鮮が最近黄海南道苔灘(テタン)飛行場と峰泉郡(ポンチョングン)の漏川里(ヌチョンリ)空軍基地など最前方空軍基地に数十機のスホーイ機とミグ機を配置した。空軍戦闘機の飛行訓練回数も大幅に増やしている」と話した。

苔灘飛行場と漏川里基地は西海(ソヘ、黄海)の北方境界線(NLL)と休戦ラインからそれぞれ50キロメートルと40キロメートル離れた北朝鮮の最前方空軍基地だ。ここから離陸後3~5分で首都圏に到達することができる。同当局者は、「最近夏季訓練検閲期間を迎え前方に展開した可能性もあるが、最近の北朝鮮軍の動きは以前と変わっており挑発の可能性にも備えている」と説明した。

特に北朝鮮スホーイ25戦闘機が5日に戦術措置線(TAL)を越え南下し戻ったことと金正恩(キム・ジョンウン)登場後に空軍が訓練を増やしたことは異例的な措置として韓国軍は把握している。別の当局者は、「最近総参謀部が黄海南道の海岸砲基地を検閲するなど前方地域の動きが通常ではない」と伝えた。


これに伴い、韓国軍は11日明け方に対応態勢を不意に点検した。陸軍誘導弾司令部と前方軍団、空軍部隊を対象に行われたこの日の検閲は、午前4時に北朝鮮軍の長射程砲攻撃を想定しK-9自走砲と戦闘機の反撃手続きを点検した。合同参謀本部のイ・ヨンジュ戦備体勢検閲室長は、「敵が挑発する場合、挑発原点と支援勢力、挑発を指揮した敵の核心勢力まで即刻報復できる能力と体制を備えていることを現場で確認した」と話した。合同参謀関係者は、「北朝鮮が挑発する場合、師団や軍団指揮部など挑発を指揮したところも報復対象に含ませることにした」と明らかにした。



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