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<ゴルフ>グレース朴が電撃引退宣言

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアーで活躍中のグレース朴が引退を宣言した。

グレース朴は韓国時間の9日、米ニューヨーク州ピッツフォードで行われたLPGAチャンピオンシップ2ラウンド後に引退記者会見を開いた。

グレース朴は、「長い間悩んだ末に決めた。心残りも大きいがいまが離れるべき時だ」と説明した。


グレース朴はパク・セリ、キム・ミヒョンとともに韓国女子ゴルフ界の中興をリードした主人公だ。

2000年のLPGAツアーでデビューし、2004年にメジャー大会のクラフトナビスコチャンピオンシップで優勝するなど通算6勝をおさめた。

だが、2003年から股関節の負傷で苦しい時間を過ごした。2009年4月の股関節手術に続き2010年8月に腰の手術を受けリハビリをするなど沈黙の時間が長くなった。こうした状況でもグレース朴は昨年のLPGAツアーでフルシーズンをこなす一方、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーシード戦に挑戦し今シーズンのKLPGAツアーカードを受けるなど復活に意欲を燃やした。

だが、今シーズンのLPGAツアーでの成績は思わしくなかった。ほとんどすべての大会で予選落ちする不振に苦しめられた。結局グレース朴は成績不振が続き苦心の末に引退を決めこの日の記者会見を持った。

グレース朴は「昨シーズンは本当にがんばったが成績が振るわなかった。成績がすべてではないが予選落ちが続く状況は厳しかった」と話し涙を見せた。

早すぎるすぎる引退ではないかという質問に対してグレース朴は、「本当は4月のクラフトナビスコチャンピオンシップまでLPGAツアーで選手生活をしようとしたが心残りのためさらにいくつかの大会に出た。だが、いまは本当に辞めなければならない時のようだ」と固い決心を明らかにした。

グレース朴は今後の計画について、「LPGAツアーからは引退するがゴルフ界を完全に離れるという意味ではない。いまはとても疲れているので少し休みながら今後の計画を立てたい。KLPGAツアーのシードがあるだけに去就について考えたい」と話した。



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