金錫東(キム・ソクドン)金融委員長は4日、世界経済に対し大きく悲観的な見通しを出した。彼はこの日の金融委員会幹部会議でこのように話し、「危機対応態勢を一層強化してほしい」と注文した。金委員長が世界経済危機論を話したのは今回が初めてではない。昨年8月に米国格付け引き下げで市場が急変する前の2011年初めから「危機は長期化するだろう」とし、銀行に外貨流動性確保を強く注文した。
金委員長の今回の発言は強度がさらに高まった。金委員長は、「ギリシャから始まった欧州財政危機が欧州周辺国(ギリシャ)から中心国(スペイン)へ、財政危機から銀行危機へ拡散している。スペインの経済規模はギリシャの5倍で世界経済と金融市場に及ぼす衝撃の程度は予想を超越するだろう」と懸念を示した。
金委員長の今回の発言は強度がさらに高まった。金委員長は、「ギリシャから始まった欧州財政危機が欧州周辺国(ギリシャ)から中心国(スペイン)へ、財政危機から銀行危機へ拡散している。スペインの経済規模はギリシャの5倍で世界経済と金融市場に及ぼす衝撃の程度は予想を超越するだろう」と懸念を示した。
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