文化財庁は韓国文化財保護財団・大韓韓医師協会と共同で３１日から３日まで、ソウル昌徳宮（チャンドックン）誠正閣（ソンジョンガク）で「昌徳宮内医院韓医学体験行事」を開催している。誠正閣は朝鮮時代に王室専属医療機関の内医院（純宗当時）として使われたところ。

伝統の御医服装をした韓医師が３１日、舌を見せてほしいというジェスチャーをし、オーストラリア人の観光客が指示に従っている。ここでは診断と処方のほか、針灸など韓方物理療法など簡単な施術も行う。毎日、先着順に観覧客８０人を対象に診療している。

問い合わせは文化財庁活用政策課（www.cha.go.kr、０４２－４８１－４７４６）、昌徳宮管理所（０２－７６２－９５１３）または韓国文化財保護財団（www.chf.or.kr、０２－３０１１－２１５３）。