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マイクロソフトが韓国軍にソフト使用料2100億ウォン要求

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
マイクロソフトが韓国軍に2000億ウォン台のソフトウェア使用料を要求した。国防部当局者は30日、「マイクロソフトがこのほど4回にわたり韓国軍のソフトウェア使用料が2100億ウォン(約140億円)と推定されるという公文書を送り公式な交渉を要請してきた」と明らかにした。

国防部はマイクロソフトが韓国軍の現況を考慮しないで使用料を推定したと判断し今後金額をめぐりマイクロソフトと協議する方針だ。国防部当局者は「陸海空軍が使用中の正規商品規模を正確に把握して交渉する」と話した。

マイクロソフトは韓国軍が使用中の21万台のパソコンがすべて自社のウィンドウズサーバーに接続されていると主張している。これは当初の韓国軍の購買範囲を超えるものであるため使用料をさらに支払わなければならないということだ。これに対し国防部当局者は「軍はマイクロソフトのほかにリナックスとユニックスなど他のサーバーも使っている。マイクロソフトが過度な要求をする場合にはサーバーを変えるほかない」と話した。


この問題で米国が韓米自由貿易協定(FTA)に基づき韓国企業に報復措置を取る可能性があるという憶測も出回っている。外交通商部はこの日報道資料を出し、「今回の事案は韓米FTAと関連したものではない。韓国政府が違法なソフトウェアを使う場合に韓米FTAにより米国が相殺関税などの報復措置を取るだろうという主張は事実でない」と明らかにした。

一方、韓国マイクロソフトは国防部に送った公文書に「回答拒否が続く場合には法的手段に依存する」という表現を盛り込んでいたことが確認された。



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