中国と貿易をしながらドルで決済する韓国企業の場合、いくつか考慮すべき事項がある。まず、ドルで決済する場合、相手の中国企業は為替リスクに露出し、結果的に為替リスク関連費用が最終販売価格に反映される。逆に韓国の会社が為替リスクを抱え込むことになれば、中国バイヤーとの価格交渉がやや有利になるかもしれない。
2番目に、ドルと人民元をともに使用する韓国国内のライバル会社に、従来の顧客や供給会社を奪われるおそれもある。すなわち、人民元決済が可能な韓国企業は、顧客や供給会社が決済通貨を選択できるようにすることで、市場シェアを高められる。
【コラム】強まる人民元、韓国にはチャンス(1)
2番目に、ドルと人民元をともに使用する韓国国内のライバル会社に、従来の顧客や供給会社を奪われるおそれもある。すなわち、人民元決済が可能な韓国企業は、顧客や供給会社が決済通貨を選択できるようにすることで、市場シェアを高められる。
【コラム】強まる人民元、韓国にはチャンス(1)
この記事を読んで…