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【グローバルアイ】海外養子の成功が韓国の自慢?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
欧州で養子として育った韓国系の人に時々会う。 この人たちは自分を韓国人だと考えていない。 国籍法や国際法上、韓国人でないのは間違いない。 意図的に韓国人とは距離を置こうというような印象を受けたりもする。 韓国に対する記憶も、特別な愛情もないのに、韓国について尋ねられることを負担に感じたりもする。

幼年時代の記憶はなく、自身は純然たるフランス人やスウェーデン人として生きてきただけだ。 外観は東洋人だが、言葉と行動は100%西欧人だ。 自分を育てない(または育てられない)親と国を恨む気持ちから、徹底的に現地人として生きてきたのかもしれない。

そしてある日、プラセ議員のように有名になれば、韓国メディアによって「韓国系養子の」という修飾語がつけられる。 最近、フランス初の韓国系閣僚になったフルール・ペルラン氏(38)の場合も同じだ。 ペルラン氏は生後半年で養子になった。 あるメディアはペルラン氏を「養子の韓国人」と表現した。 あたかも韓国人の血統や遺伝子の優秀性が立証されたかのように騒がしい。


彼、彼女たちの成功はうれしい。 しかしメディアの注目は何か違う。 韓国社会がその間見せた養子に対する関心の程度、現在でも年間1000人近く海外に養子を送っている点を考えると、‘成功した養子’への照明が私たちの軽薄な自画像を表しているようで顔が赤くなる。

李相彦(イ・サンオン)ロンドン特派員



【グローバルアイ】海外養子の成功が韓国の自慢?(1)

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