ジェレミー・ブラウン副長官(41)。
ブラウン副長官は政府関係者との会議および高麗(コリョ)大国際学部での特講などの日程を消化した後、17日に中国に向けて出国する予定だ。
外交官の父のためイラン・ジンバブエなどで育ったブラウン副長官は自由民主党員で、05年に英南西部タウントンディーン地区で議員に当選した。 ブラウン副長官は訪韓日程中に誕生日(14日)と副長官就任2周年(17日)を迎えた。以下は一問一答。
--ロンドン五輪が2カ月後に迫った。
「歴史上最も環境的な五輪にすることが私たちの目標だ。 8万人を収容するメーン競技場の場合、鉄骨資材の使用を50%以上減らした。 英国ではあまり人気がない種目のバスケットボールの場合、環境を考えて組立設計した。これを2016年夏季五輪を開催するブラジル・リオデジャネイロにすべて輸出する革新的な計画も考慮している」
--英国政府が環境に積極的に取り組んでいる理由は。
「持続可能な成長のための予算は、未来のための必須投資だ。 環境のために成長を止めるのは賢明でないが、グリーン成長のための技術開発は未来のための賢明な投資だ。 駐韓英国大使館・英国文化院が韓国ウェブ漫画作家アン・ソンホ氏の作品を後援するのも同じ理由の投資だ。 韓国もグリーン成長に大きな関心を注いでいると聞いている。少し時間がかかるかもしれないが、政府レベルで着実に努力すれば国民も結局は認める。 地球を守るというのは、自分と自分の子どもを守るということだ。 韓国はアジアでいろいろな面で最初であり最高だ。 グリーン成長部門でもそうなると信じている」
--個人的にはどんな努力をしているのか。
「職業上、残念ながら航空移動をすることが多いが、ゴミの分別収集、使わない電気コードを抜くなど、小さな努力を実践している。 私の地方区のタウントンディーンが英国内でゴミリサイクル比率が最も高いというのも個人的な自慢だ」
--ロンドン五輪テロ対策は。
「五輪期間中にロンドンに行きたいのにためらっているという人がいれば、『すぐに飛行機チケットを購入しても大丈夫だ』と伝えてほしい(笑)。 旅行客の安全を守るのが英国政府の最優先課題だ。 しかしセキュリティーのために過度に観光客の自由を束縛することがないようバランスを考えている」
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