北朝鮮が中国漁船3隻を拿捕したと中国国営中央テレビ(CCTV)電子版が16日に報道した。中国漁船が西海(ソヘ、黄海)の韓国領海で違法操業をし韓国海上警察に拿捕されるケースは多いが、北朝鮮が中国漁船を拿捕したのは異例だ。4月13日の北朝鮮の長距離ロケット発射を中国が批判し中朝関係がぎくしゃくした状況で発生したもので注目される。
CCTVは遼寧省船籍の漁船「遼丹23979号」が8日午前4時30分ごろに東経123度57分、北緯38度5分の海域で操業し、正体不明の北朝鮮船舶に拿捕されたと報道した。また、同じ海域で「遼丹23528号」と「遼丹23536号」が相次いで同じ北朝鮮船舶に拿捕された。3隻の漁船に乗った中国漁民は29人。
船員らは9日に北朝鮮側が提供した衛星電話で中国に電話をかけ、「解放には1隻当たり40万中国元(約508万円)、合計120万元を送金しなければならない」と明らかにした。
CCTVは遼寧省船籍の漁船「遼丹23979号」が8日午前4時30分ごろに東経123度57分、北緯38度5分の海域で操業し、正体不明の北朝鮮船舶に拿捕されたと報道した。また、同じ海域で「遼丹23528号」と「遼丹23536号」が相次いで同じ北朝鮮船舶に拿捕された。3隻の漁船に乗った中国漁民は29人。
船員らは9日に北朝鮮側が提供した衛星電話で中国に電話をかけ、「解放には1隻当たり40万中国元(約508万円)、合計120万元を送金しなければならない」と明らかにした。
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