李大統領の発言に対する批判は、何を根拠にそういう発言をしたのか、少し良くなったように見える韓中関係に対する過信ではないのか、そういう言葉は中国の立場を難しくするだけだという点に焦点が合わされた。 こうした批判的な問いに対する返答の一部は、李大統領の特講に出ている。 「私は4年間、中国の胡錦濤・国家主席と10回以上も首脳会談を行い、温家宝首相にも6回会った。 金正日(キム・ジョンイル)は2人に何度会っただろうか」。中国指導者との数回の会談が韓国の大統領にこういう発言をさせたようだ。
李大統領は、中国が韓国との自由貿易協定(FTA)を渇望し、国防長官が会い始めたという点も挙げた。 ある消息筋は、韓中FTAという経済同盟で米国の韓国に対する影響力を希薄させるのが中国の戦略であり、中国のこうした態度が、朝中関係が最近やや疎遠になった原因の一つだと述べた。 中国は経済的に少し損をしてでも、FTAで韓国をつかんでおこうという意図ということだ。 これが発展して、北京での韓日中首脳会談では、できるだけ早い時期に韓日中FTAをしようという意見で一致する可能性が高いとみられる。
【コラム】中国の韓半島戦略の変化、今も韓国の“希望事項”(2)
李大統領は、中国が韓国との自由貿易協定(FTA)を渇望し、国防長官が会い始めたという点も挙げた。 ある消息筋は、韓中FTAという経済同盟で米国の韓国に対する影響力を希薄させるのが中国の戦略であり、中国のこうした態度が、朝中関係が最近やや疎遠になった原因の一つだと述べた。 中国は経済的に少し損をしてでも、FTAで韓国をつかんでおこうという意図ということだ。 これが発展して、北京での韓日中首脳会談では、できるだけ早い時期に韓日中FTAをしようという意見で一致する可能性が高いとみられる。
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