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中国人客は割引、日本人客は謝恩品を好む=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先週末、ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテ百貨店本店の女性服「オリーブ・デ・オリーブ」のキム・スクヨン・マネジャーはショッピングバッグの準備に忙しかった。 中国人観光客にブランドの大型ショッピングバッグを3-5枚ずつ渡すためだった。 マネキンに着せたそのままの服装を数セットずつ贈り物用として購入する中国人顧客のためのサービスだ。 家に帰ってから贈り物用として分けるため、余分のショッピングバッグが必要となる。 同じ贈り物用の購入でも日本人顧客の違う。 高級な包装紙で美しく包むことを好む。

中国の労働節連休と日本のゴールデンウィークが重なった先月28日から今月6日まで、ロッテ百貨店本店には約3万人の外国人が来店した。 この期間、本店で中国銀聯カードと日本のJCBカードで決済した売上高は、前年同期に比べてそれぞれ260%増、23%増となった。 このように日中両国の観光客は韓国デパートの顧客として定着しているが、消費パターンははっきりと違う。 ロッテ百貨店サービスアカデミーがこの3カ月間の売り場の職員の例を収集して分析した結果だ。

中国人顧客は「かさが大きく割引率が高い韓国製品」を好んだ。 化粧品売り場で単品よりもセット商品、多くのサンプルが付いた商品を紹介すると、贈り物用としていくつか購入する。 また店員が計算機をたたいて割引価格を計算すると満足する。 衣類売り場では服の内側のラベルの「Made In Korea」表示を確認してから商品について尋ねる。


日本人観光客は「直接体験、詳細な説明」を望んだ。 食品は食べてみて、化粧品は塗ってみて、長い時間をかけて物を選ぶ。

ロッテ百貨店はこうした内容の「外国人顧客向けのセールス秘法」特講を10日、本店で職員約100人を対象に行う。



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