しかしここまでだ。 韓流ドラマの感動を昇華させる総体的コンテンツが足りない。 見どころが散在していて、多くの場所を訪れるのは容易でない。 こうした観光商品をいくつかの場所に集めることはできないだろうか。 韓流ドラマ・映画を見た時の感動を呼び起こせるストーリーテーマパークを造成するのはどうだろうか。 ディズニーワールドやユニバーサルスタジオのような「韓流リゾート」は不可能なのか。 「チャングム館」では国楽を聴きながら「チャングム」と韓国伝統をテーマとするショーを見る。 「K-POP館」に入れば少女時代やスーパージュニア、Rainなどの歌手が登場し、鮮やかなダンスとともに歌を聴かせる。 「アイリス館」はどうだろうか。 訪問客がスパイになり、拳銃を握って「サバイバルゲーム」をする。 「オールイン館」ではギャングとの対決を内容とするテコンドーショーを見る。 有名芸能人の「蝋人形館」に入れば、人形を抱きながら一緒に記念撮影をする。 ドラマがヒットする度に関連展示物を追加すれば、観光客も繰り返し訪問するだろう。 米国国民がディズニーワールドとユニバーサルスタジオを何度も訪れるように。
イタリアのベローナは観光客を誘致するためにロミオの家にバルコニーを設置した。 「ロミオ」は英国のシェークスピアの小説だが、今日もベローナには数多くの観光客が集まり、そのバルコニーを撮影する。 フィンランドのサンタ村も観光客を引き寄せる力がある。 サンタがいないことを知りながらも、観光客は喜んでだまされる。 韓国・日本人は三国志の舞台を見るために中国成都に行く。 ストーリーと体験の力だ。
ディズニーワールドから学ぶ韓流テーマパーク戦略(1)
イタリアのベローナは観光客を誘致するためにロミオの家にバルコニーを設置した。 「ロミオ」は英国のシェークスピアの小説だが、今日もベローナには数多くの観光客が集まり、そのバルコニーを撮影する。 フィンランドのサンタ村も観光客を引き寄せる力がある。 サンタがいないことを知りながらも、観光客は喜んでだまされる。 韓国・日本人は三国志の舞台を見るために中国成都に行く。 ストーリーと体験の力だ。
ディズニーワールドから学ぶ韓流テーマパーク戦略(1)
この記事を読んで…