第９球団のＮＣが２０１３年に１軍リーグに合流する。 しかし第１０球団の設立をめぐる議論は見送られた。

韓国野球委員会（ＫＢＯ）は８日、ソウル道谷洞（ドゴクドン）野球会館で２０１２年第４回理事会を開き、ＮＣの１軍リーグ参加と第１０球団設立承認の案件を上程した。 具本綾（ク・ボンヌン）ＫＢＯ総裁と李泰一（イ・テイル）ＮＣ社長を含む９球団の社長が集まり、３時間にわたる議論の末、ＮＣは来年からリーグに合流することになった。賛成８票、反対１票だった。

ヤン・ヘヨンＫＢＯ事務総長は「表決の結果、１球団を除いた８球団がＮＣの来年の１軍合流に賛成した。 ＮＣの選手需給案については実行委員会（団長会）で改めて議論することにした」と明らかにした。


第１０球団の設立にはついては、 「長期的に１０球団で運営されるべきだという考えだが、すぐに１０球団体制について議論するのは時期尚早という雰囲気だった。 今後の理事会で１０球団問題については改めて話し合っていくことにした」と述べた。

第１０球団問題については理事会の表決には進まなかった。 ヤン事務総長は「理事らは１０球団体制のためには十分な研究が必要だという話している。 ２０１３年または２０１４年を目標に第１０球団の設立を急けば、いろいろな問題が発生するおそれがあるので、準備を十分にしようという意見だった」と伝えた。

ＫＢＯのブリーフィング後、イ・ジェソンＮＣソフト常務は「理事会でＮＣが来年から１軍リーグに参加できるよう議決されたことに感謝している。 野球の発展のために努力する」と述べた。