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<サッカー>QPRの勝敗に運命かかる朴智星と李青竜

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴智星(パク・チソン、左)、李青竜(イ・チョンヨン、右)。

クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の手に朴智星(パク・チソン、31、マンチェスター・ユナイテッド)と李青竜(イ・チョンヨン、24、ボルトン・ワンダラーズ)の運命がかかっている。

イングランドプレミアリーグがもうすぐ最終節を迎える。朴智星がプレーするマンUと李青竜が復帰したボルトンは1試合だけを残している。13日午後11時(日本時間)に10球場で同時に行われる最後の1試合で、両チームの1年間の成敗が決まる。マンUは逆転優勝に挑戦し、ボルトンは降格圏脱出を狙っている。

しかし両チームともに自力での優勝または降格圏脱出はすでに消えた。マンU(勝ち点86点、得失点+55)は首位マンチェスター・シティ(勝ち点86点、得失点+63)に得失点8のリードを許した2位。ボルトン(勝ち点35点、得失点-31)は16位のQPR(勝ち点37点、得失点-22)より順位が2つ低い18位だ。両チームが最後の試合に勝ったとしても、QPRがマンCとの最終戦で勝つか負けるかによって悲喜が分かれる。朴智星はQPRの勝利を、李青竜はQPRの敗戦を望む状況だ。


QPRが勝った場合、李青竜には大きなマイナスだ。ボルトンは最終戦でストークシティを相手にアウェー試合を行う。この試合に勝ってもQPRがマンCに勝てば、ボルトンは降格圏(18-22位)から抜け出せない見込みだ。ボルトンのチャンピオンシップ(2部リーグ)降格は李青竜にとって大きな痛手だ。チームが2部リーグに降格した場合、李青竜もチームとともに来季を2部リーグで過ごす可能性が高いからだ。李青竜はチームが降格した場合は他のチームに移籍できるという別途の契約を結んでいない。

QPRがマンCに勝った場合、マンUは劇的にマンCを抜いて逆転優勝する可能性がある。逆にQPRが負ければ朴智星にとってマイナスだ。マンCは今季ホームで17勝1分けと一度も負けていない。今回もQPRが優勝を熱望するマンCに勝つのは容易でない。もしマンCが予想通り勝利すれば、マンUの逆転優勝はなくなる。この場合、マンUではチームを作り直す必要があるという声が高まるしかない。朴智星の立つ瀬もなくなる。QPRが敗れる場合、ボルトンとしては降格圏から抜け出す可能性が生じる。韓国サッカーファンが複雑な心境でプレミアリーグ最終節を見なければならない状況だ。



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