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<野球>李承ヨプに3戦全勝の朴賛浩「満足だ」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

朴賛浩が李承ヨプとの対決で3戦全勝。

「クオリティースタートを記録したことに満足する」。

ハンファの朴賛浩(パク・チャンホ)が今シーズン5度目の先発登板で半分の成功を収めた。朴賛浩は李承ヨプ(イ・スンヨプ)とのプライドをかけた対決で完勝を納め韓国復帰後初めて投球数100個を超えるクオリティースタートを記録したが、シーズン2勝獲得には再び失敗した。朴賛浩は5日に大邱(テグ)球場で行われたサムスンと試合に先発登板し6イニングで8被安打3失点し敗戦投手となった。シーズン2敗目だ。

◇李承ヨプには3戦全勝


「コリアン特急」朴賛浩と「国民打者」李承ヨプの対決は今シーズンのプロ野球で最も期待される場面のひとつだった。サムスンのユ・ジュンイル監督は4日、「韓国が生んだ最高の投手と打者ではないか。それぞれ米国と日本で多くの経験を積んで韓国に来た。彼らがマウンドと打席にともに立っているのを見るだけでもファンには楽しみになるだろう」と話した。

初めての対決は1回裏無死1・2塁の場面。朴賛浩は登板するやキム・サンスとパク・ハンイに連続で安打を打たれ危機に陥った。無死1・2塁のチャンスで李承ヨプは朴賛浩の時速144キロ直球の初球に自信をもってバットを振ったが左翼手飛打になってしまった。次の対決はサムスンが2対0でリードする2回裏2死1塁の状況。李承ヨプは2つのボールの後でバットを振ったがファールになった。1ストライクの後時速141キロ内角側直球を打ったがそれたボールは高く上がり2塁手飛打になった。4回表の対決はこの日の試合の白眉だった。

朴賛浩はペ・ヨンソプとチン・カプヨンに幸運の安打を打たれて揺れていた。ソン・ジュインの送りバントに続き朴賛浩がホームプレートを踏んで球を落とすボークを犯し点数差3点に広がった。2死1・3塁で追加失点の危機、李承ヨプは初球を空振りした後、2ボールを見送った。そしてまた空振り。5球目の時速141キロ内角低めの直球に力強く合わせたが左翼手飛打になり4回裏が終わった。朴賛浩は李承ヨプとの3度の対決を全て飛打で処理し完勝をおさめた。

◇魔の100球、ついに超える

5回まで投球数94を記録した朴賛浩は6回裏もマウンドに上がった。先頭打者のソン・ジュインを4球で三振に押さえた後にキム・サンスを初球遊撃手ゴロで捕らえた。パク・ハンイもやはり2球目に1塁ゴロでアウト。朴賛浩は投球数101を記録しクオリティースタートを達成した。朴賛浩が投球数100を超えたのは韓国復帰後、公式・非公式試合を合わせて初めてだ。これまでの最多投球数は先月24日に光州(クァンジュ)で行われた起亜(キア)戦で記録した96だった。朴賛浩は1回と4回に揺れたが老練さで大量失点の危機を克服し投球数を伸ばした。

しかしハンファ打線は6回までサムスンの先発チャン・ウォンサムに4安打で縛られ1点も取ることができなかった。朴賛浩はハンファ打者が4回表の1死満塁チャンスと5回表の2死1・3塁の機会を得た時、切実な表情でグラウンドを注目したがハンファの打者は全て凡打で退いた。朴賛浩は試合を終え、「難しい状況だったが大量失点せずクオリティースタートを記録したことに満足する。1回四球を2つ出し投球数が増えたのが残念だ」と所感を明らかにした。李承ヨプとの対決に対しては「(李承ヨプが)このごろうまく打っていて気を付けて投げた。大きく打たれないようコーナーワークに神経を使った」と話した。



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