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【コラム】金正恩は3度目の核実験をするのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の3度目の核実験の可能性に国際社会が注視している。 1、2度目の核実験の過程で、中国は北朝鮮に対する国際社会の圧力を事実上遮断してきた。 今回は少し違う。 外務省報道官を通じて反対の立場を明らかにしたほか、共産党機関紙である人民日報の姉妹紙・環球時報を通じて強く警告した。 金正恩(キム・ジョンウン)という新しい北朝鮮指導者を‘手懐ける’ような姿だ。 にもかかわらず北朝鮮はまた核実験を強行するのだろうか。

北朝鮮の1、2度目の核実験は、ミサイル発射と国連安全保障理事会の糾弾、核実験の強行、安保理制裁の実行というパターンを見せた。 核実験は米朝関係や南北関係とは相関関係がなかった。

06年の最初の核実験は、北朝鮮と米国の関係が悪化した状況だった。 米国は北朝鮮と取引してきたマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)を制裁することで、北朝鮮の海外取引をかなり圧迫した。


北朝鮮は7月5日に長距離ミサイルを発射した。 国連安保理は糾弾決議1695号を採択し、北朝鮮は10月3日に最初の核実験計画を発表した後、6日後に核実験を強行した。 安保理はまた対北朝鮮制裁決議1718号を採択した。

2度目の核実験は08年7月、金剛山(クムガンサン)観光客射殺事件後に南北関係が悪化した時に起きた。 事件直後の8月、金正日(キム・ジョンイル)は脳卒中で生死の境をさまよった。 米国は北朝鮮に対するテロ支援国指定を解除するなど融和的な措置を続けた。 09年初めに新しく就任したオバマ米大統領も融和的な態度を見せていた。 にもかかわらず北朝鮮は4月5日にミサイルを発射した。

国連安保理は議長声明を採択して非難し、北朝鮮は4月29日に核実験を予告した後、5月25日に2度目の核実験を強行した。 安保理はまた強力な制裁を実行する1874号決議を採択した。 北朝鮮は高濃縮ウラン(HEU)生産宣言で対抗した。

以上の過程は、北朝鮮は米国や韓国との関係の良し悪しに関係なく、ミサイル実験や核実験を強行してきたことを見せている。 1度目の核実験当時、米国との関係は良くなかったが、南北関係は相対的に良い状況だった。 しかし2度目の核実験は逆だった。



【コラム】金正恩は3度�の核実験をするのか(2)

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