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結婚せずに親に頼って暮らす日本の“パラサイト中年”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
結婚せずに親のすねをかじる日本の“パラサイト(Parasite) 中年”、“中年カンガルー族”が300万人近いことが調査されたと、毎日新聞が2日、報道した。

同紙は、日本の総務省統計研修所の集計結果、35~44歳男女のうち未婚のまま親と同居する人口が、2010年末に295万人と推計され、該当の年齢帯は全体人口の16・1%を占めたと伝えた。6人中1人の割合になる計算だ。1990年の112万人や2000年の159万人と比べても、絶対数や該当の年齢帯で占める割合が軒並み大きく増えた。

90年代、日本では未婚のまま親に頼る20~30代初盤が“パラサイトシングル”(親に依存する未婚者)と呼ばれて社会問題になっていた。同紙は「“パラサイトシングル”の多くが、中年世代になっても依存を続けているとみられる」と分析した。


この“パラサイト中年”の完全失業率は11.5%で、同年代の全体平均失業率(4.8%)の2倍を越え、非正規雇用率も11.2%になる。就職口がなく、収入を得ることが難しくなると、親に頼る傾向が強くなったのだ。

同紙は「社会が豊かで、親も現役世代だったがゆえにできた優雅なパラサイトが、親の高齢化や雇用形態の変化で貧困のリスクを象徴する存在になろうとしている」と指摘している。





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