蔚山(ウルサン)地検特捜部は、霊光原子力本部への複製部品の納品を黙認し、その見返りに約1億ウォン(約730万円)を受け取った疑いで、月城(ウォルソン)原子力本部の部長のチョン容疑者(49)を拘束したと26日、明らかにした。チョン容疑者は霊光原子力本部で購買業務を担当していた昨年4月、制御計測器部品協力会社が製造した「密封ユニット」の複製部品16億ウォン分の納品契約をし、約1億ウォンを受けた疑いだ。チョン容疑者を通じて類似品を納品したこの会社は、これに先立ち検察に拘束された古里原子力本部のチーム長、ホ容疑者(55)が流出させた部品の設計図と中古部品を受け、類似品を製作して納品した。密封ユニットは原子炉内の中性子検出器を移す管を密封する部品で、原子炉内部を流れる高温・高圧の冷却水が漏れないようにする重要部品だ。
これに先立ち検察は、複製部品の納品を黙認して約8000万ウォンを受け取った容疑で、ホ容疑者を拘束している。昨年は古里原発第2発電所のチーム長が3億ウォン台の金品を受けて納品の便宜を図り、拘束された。
これに先立ち検察は、複製部品の納品を黙認して約8000万ウォンを受け取った容疑で、ホ容疑者を拘束している。昨年は古里原発第2発電所のチーム長が3億ウォン台の金品を受けて納品の便宜を図り、拘束された。
この記事を読んで…