ロンドンオリンピック（五輪）の組み合わせ抽選の後、韓国ではこれ以上を望むのは難しいほど幸運の組に入ったという反応が出てきた。 ロト宝くじに当たったという例えまでも登場した。

韓国と同じ組に入った他のチームの反応はどうか。 韓国とは温度差がある。 慎重だ。

メキシコのメディアは組み合わせ抽選後、「容易でない相手と一緒になった」と評価した。 特に韓国をついて「五輪本大会に５大会連続無敗で進出した」と高く評価した。 五輪経験が一度もないガボンとは対照的だとして韓国を警戒した。 メキシコＵ－２３（２３歳以下）代表のＤＦアントニオ・レイアス（２０）は「韓国、ガボン、スイスともに難しい相手で、最善を尽くして勝たなければいけない」という覚悟を語った。


スイスはメキシコよりも余裕が感じられるが、油断はしていない。 スイスのメディアは「３カ国ともに強い相手」としながらも、韓国とメキシコを「無冠の国」と表現した。 メキシコの最高成績は自国で開催された１９６８年五輪での４強。 韓国は０４年アテネ五輪での８強が最高で、メダルを獲得したことはない。 しかしスイスは約８０年前の１９２４年パリ大会で銀メダルを獲得している。 スイス代表チームのタミ監督はメキシコと韓国よりもガボンについて「アフリカ五輪予選でモロッコ戦とエジプト戦を興味深く見たが、ガボンが両国を破って優勝した」と警戒心を表した。

一方、英日刊テレグラフは韓国はＢ組では善戦できるだろうが、メダル獲得は難しいだろうと予想した。 主要選手にはイングランドのサンダーランドでプレーしている池東源（チ・ドンウォン、２１）を挙げ、「プレミアリーグへの適応で多くのゴールは決めていないが、韓国代表チームでは主力ＦＷとして活躍した」と説明した。